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突発性難聴の症状
難聴の中でも突発性難聴の症状は、原因が明らかな他の難聴とは異なり、現状において原因が特定されておらず、大抵の場合は急に起こる症状です。
突発性難聴の症状を引き起こしますと、左か右のいずれかの耳が、突如として聞こえにくい状態になり、発症する原因が明らかでないため、現状において治療方法が確立できていない難病として、厚生労働省指定の特定疾患に分類されています。
突発性難聴の症状には軽度、中度、重度と難聴度合いがあり、耳鳴りが発生し、音が割れるような聞こえ方になったり、二重になっているような聞こえ方になるなどの症状を訴える場合が多いです。
突発性難聴の症状は聴覚障害のみならず、引き起こされる場合によっては、めまいや吐き気などの身体的な症状があらわれる場合がありますし、症状が重くなく、少しおかしいくらいなら大丈夫と思い込み、耳鼻科に行かずに診断が遅れる場合と、診察時に突発性難聴と適切な診断が下されないケースがあり、早期発見とならないことも往々にしてあります。
突発性難聴の症状は、重度の場合は聴覚を失う極めて危険な疾患のため、甘く見ることなく違和感をおぼえたらすぐに耳鼻科に訪れ、早い段階で治療をスタートすることで悪化を食い止めることが重要です。
突発性難聴の症状は治療方法が確立されていない現状において、早期治療をしても完全に治らないこともありますが、治療のスタートが遅くなるほど状態が良くなる可能性が低下します。
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