難聴の原因と治療

難聴かもしれないという耳に異常を感じましたら、できる限り早く病院に相談することをおすすめしますが、どこの病院に相談するのか迷うという場合は、ベストはやはり耳鼻科となります。

難聴の検査を受けた結果、耳におかしい点が見当たらず、心因性の難聴であるとか、脳腫瘍などの可能性があるときには、異なる科の病院に行くことになります。

難聴の相談で病院に行きますと、さまざまな検査が実施されますが、検査方法には複数の種類がありますし、各種検査を実施することにより、難聴の種類、難聴の原因、難聴の度合いを調べることができます。

難聴の検査では、額帯鏡、ファイバースコープなどにより、耳の中を確認するということも行われますが、場合によっては、難聴の原因が耳垢だったという場合がありますし、耳垢が蓄積することで、ちょうど耳栓をしたのような状態になってしまっていますので、耳掃除を行うだけでよく聞こえるようになる場合がありますし、耳を疑いたくなるような話ですが、耳掃除というのは案外テクニックがいるため、耳垢を耳の奥へと押し込めている場合が珍しくないといわれています。

難聴検査を実施して治療効果があるという結論が出ますと、薬や手術による治療方針が策定されますが、治療が難しい場合は、補聴器の導入が提案されますし、病院によっては補聴器のフィッティングまで対応してくれる、補聴器外来を用意しているところがあります。