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難聴の程度
難聴の状態というのは、発症している人ごとに差がありますし、難聴の程度はデシベルと呼ばれる音の大きさを基準として、複数のレベルに分類されます。
下に各レベルの特徴を記していますが、難聴の程度が40デシベルということですと、40デシベルに満たない小さい音を聞くことができないということを意味しています。
■正常
25デシベル以下、不自由を感じることはまずありません。
■軽度難聴
25〜39デシベル、若干聞き取りが難しくなり、遠くのほうでしている声などが聞こえにくくなります。
■中度難聴
40〜54デシベル、通常のボリュームでの会話の聞き取りが難しくなります。
55〜69デシベル、通常のボリュームでの会話の聞き取りが無理になるものの、ボリュームを大きくすると聞き取ることが可能です。
■高度難聴
70〜90デシベル、大きい声を出して耳元で喋ってもらうと、どうにか聞き取ることが可能です。
■重度難聴
90デシベル以上、聞き取ることがほぼできない状態です。
健康状態が良好な状態と比較した場合、30デシベル以上聴力が下がっていますと難聴、100デシベル以上の音を聞き取ることができないことを表します。
難聴の度合いに応じて軽度・中度・高度・重度を挙げることができますが、障害が起きている場合はいずれかのレベルに当てはめられることになります。
左と右の耳の平均デシベルが70以上の場合、身体障害者福祉法による身体障害者手帳の交付対象となり、聴覚障害者認定が受けられます。
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